ダイバーシティ&インクルージョン
リンクレーターズは幅広いバックグラウンドや経験を持つ最も優秀な人々を惹きつけ、そして人々が成長できる環境を強みの1つとしています。また、世界中でビジネスを行うグローバル・クライアントと同様に、リンクレーターズの人員は多様でなくてはなりません。ビジネスニーズに応えるだけではなく、クライアントの多様な文化や価値観を反映する必要があるからです。
私たちは可能な限り、幅広い環境から優秀な人々に加わってもらい、リンクレーターズのメンバーとなった全員がその才能を発揮できるインクルーシブな環境を作りあげることを目指しています。すべてのオフィスにおける採用、トレーニング、サポート体制から、各国のコミュニティやプロジェクトへのさらなる投資など、ダイバーシティの促進に力を入れています。
ダイバーシティにおける革新的な取り組み・制度・プログラム
リンクレーターズはダイバーシティに関わるイベントを開催していますが、事務所内部のものだけではなく、ジェンダーや性的志向といったテーマにフォーカスし、クライアントや他の法律事務所と共催も行っています。ダイバーシティ&インクルージョンにおける革新的な取り組み、制度、プログラムをいくつかご紹介いたします。
ジェンダー
目標 - マネジメント層におけるジェンダーのバランスをより良いものにするため、パートナーの選考において女性を30%以上にすることを目指しています。また、2つあるトップ・マネジメント・コミッティにおける女性の人数を2018年までに15%から30%と倍にすべく努力することを表明しました。このアプローチは事務所内における他の管理職のポジションにも適用されます。
ウイメンズ・リーダーシップ・プログラム – ダイバーシティ&インクルージョンの中でも中核のプログラムで、女性の才能を見出し伸ばすことにより、次世代のロールモデルやメンターとなる女性パートナーを増やしていくためのプログラムを開催しています。
クライアントとのネットワーキング- 東京オフィスでは女性クライアント向けに、キャリアや個人の成長機会となるトレーニングやネットワークイベントを開催しています。
ワーキングペアレンツ
子育てをしながら働く弁護士やスタッフをサポートするために、ワーキングペアレンツのためのウェブサイトをはじめとし、様々な情報、サービス、福利厚生を提供しています。
LGBT
アジアにあるオフィスにおいて、LGBT&アライ・ネットワーク(アジアにおけるLGBTのスタッフ間のネットワーク)を提供し、メンバーは情報交換や気になることを話したりすることができます。また、LGBTをサポートするアライが分かるようステッカーを配布しています。
就業規則などの諸規定において、配偶者の定義に同性パートナーも含まれることが明記されています。特別休暇を始めとする福利厚生が同性カップルにも適用されます。
リンクレーターズをはじめとする複数の法律事務所により、LGBTに関する取り組みをサポートし同性婚を合法化するための活動を行うためのネットワークが立ち上げられました。リンクレーターズは主要な立ち上げメンバーの一員として、活発に活動に貢献しています。
クライアントと協働し、LGBTに関する理解を深めるために、関連するテーマの映画チケットを社員に無償で提供しました。映画の鑑賞後、LGBTに関する基本的な知識、LGBTの人々がカミングアウトする際に直面する問題や職場・社会における偏見、日本における状況を話し合い、LGBTである弁護士やアライである管理職個人の体験を交え、白熱したパネルディスカッションが行われました。
受賞歴
ダイバーシティに関する受賞歴は下記の通りです。
2017年 東京第二弁護士会 ファミリーフレンドリアワード
2016年 work with Pride PRIDE(LGBT)指標 ゴールド
2014年 アーンスト&ヤング ダイバーシティアワード